カラーコンタクトレンズの安全性
独立行政法人 国民生活センター くらしの危険 320号より
瞳の色や大きさを変えられるとして若い女性に人気のカラーコンタクトレンズですが、使用により重い眼障害が起こったという報告が多数あります。
カラーコンタクトレンズには通常の透明なコンタクトレンズよりも眼障害を起こしやすい傾向がありますので、使用する場合には、そういったリスクを十分に理解した上で、必ず眼科を受診し眼科医の処方に従ったレンズを選択するようにしましょう。
カラーコンタクトレンズは高度管理医療機器です
カラーコンタクトレンズは、視力補正を目的としないもの(度の入っていないもの)でも高度管理医療機器です。通常の透明なコンタクトレンズと同様にレンズの使用方法やケア方法を誤ると、重い眼障害につながることがあります。
眼障害を防ぐために
1. カラーコンタクトレンズを使用する場合には、リスクを十分に理解した上で、必ず眼科を受診し眼科医の処方に従ったレンズを選択するようにしましょう。
2. カラーコンタクトレンズを使用していて目に異常を感じた場合には、直ちに使用をやめ、眼科を受診することが重要です。また、異常がなくても、3カ月に1回は定期検査を受けましょう。
3. レンズの使用期限を守り、繰り返し使用できるレンズの場合には、レンズケアを正しく行うことも大切です。
独立行政法人 国民生活センター くらしの危険 320号はこちらから