プロパンガス会社を変更するときは慎重に
2019年3月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第332号より
内容
【事例1】一人暮らしの父の家にプロパンガス業者が来訪し、ガス契約のアンケートを求められた。また、今のガス料金より安くなるとしつこく契約を勧められ、契約書に署名するまで帰ってもらえそうもなかったので、断りきれずに仕方なく署名・捺印してしまったという。(当事者:80歳代 男性)
【事例2】訪問販売で「料金が安くなる」と、プロパンガスの切替えを勧められて契約した。しかし、半年後に単価と基本料金を値上げされ、その後も値上げが続き、契約時より随分高くなってしまった。納得できない。(60歳代 女性)
ひとこと助言
★強引に契約を勧められても、必要が無ければ、きっぱりと「契約するつもりはありません」と断りましょう。
★「今より安くなる」と勧誘されても、その料金がいつまでも続くとは限りません。契約する場合は料金などの契約内容をよく確認し、不明な点は事業者に確認しましょう。
★契約先を変更することで、元の契約先との間で解約料等が発生する場合もあります。契約書などで解約条件等を確認しておきましょう。
★訪問販売等ではクーリング・オフできる場合があります。不安に思ったら、お早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2019年3月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第332号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)