(特集)新型コロナウィルスに便乗した悪質商法
新型コロナウィルスのまん延に便乗し、人々の不安やパニックに付け込んだ詐欺や悪質商法が次々登場しています。これまで新着情報でご紹介してきたものをまとめてご案内します。詳細は見守りネットホームページの新着情報の該当日をご参照ください。
3/9 ・マスクを無料送付するというメッセージがスマートフォンに届いた。
・新型コロナウイルス流行拡大の影響で金の相場が上がるとして、金を買う権利を申し込むように言われた。
3/16・インターネット広告において、新型コロナウイルスに対する予防効果を標ぼうする健康食品、マイナスイオン発生器、空間除菌商品等に注意。
3/30・市役所職員を名乗った不審な電話がかかってきた。
・「行政からの委託で消毒に行く」という電話がかかってきた。
4/6・新型コロナウイルスが水道水に混ざっていると不審電話がかかってきた。
・水道局をかたり新型コロナウイルスがついているので除去すると不審電話があった。
・「新型肺炎に下水道管が汚染されているので清掃します」とのSMSが届いた。
4/13・市の新型コロナウイルス対策室を名乗り個人情報を聞き出す不審電話を受けた。
・携帯電話会社名で新型コロナウイルス関係の助成金を配布するとメールが届いた。
・自宅の固定電話に「新型コロナウイルスの検査が無料で受けられる。マイナンバーが必要。これから自宅に行く」という電話があった。
・息子を名乗り「会社の上司に借りたお金を返して」と電話があり、上司から「新型コロナウイルスで困っているのですぐにお金を返してほしい」と頼まれ、現金を手渡した。
4/20・急増相談トップ10(新型コロナウイルスに関連した様々な分野でキャンセル等について)
4/24・SNSの書き込みや広告で関心を惹き不審な通販サイトへ誘導する悪質な手口。
・封筒に入った使い捨てマスク30枚が宅急便で届いた。家族も全く心当たりがない。
他にも警察や消費生活相談窓口に新手口の報告があるようです。
◇「保健所の依頼で新型コロナウィルスの検査薬を特別に10万円で販売する」
◇市の対策室を名乗り、「助成金を3万円配ることになったので口座番号を教えてほしい」
◇「無料で検査をうけられる。マイナンバーが必要」
◇600円で3箱までマスクが買えるとメールが来たので注文するとマスク代金のほかに18万円引き出されていた。
◇厚生労働省を装い、「費用を肩代わりするので検査を受けるよう」に言われた。
◇金融機関の職員を名乗り「キャッシュカードが変更になるが、コロナが出ているので家まで行って手続きをする」と言われカードを渡し、口座から現金を引き出された。
◆今後、特別定額給付金に関連して「家族などの個人情報」「通帳・キャッシュカード」「暗証番号」を詐取しようとするものや、ATMの操作を促したり、手数料を振り込ませるなどが発生する可能性がありますので、十分ご注意ください。
◆電話は留守番電話に設定し、相手を確認してから出るようにしましょう。
◆怪しい電話はすぐに切り、メールは無視してください。
※イベント・宿泊・旅行・宴会等の予約において、コロナ関連により発生したキャンセル料等について疑問に思われるような事例がありましたら、当消費者ネット広島までご一報ください。