★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(6月17日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 デジタルコンテンツ(前回圏外)
「有料コンテンツ利用料が未納になっている」と身に覚えのない電話番号メールが今朝スマホに届いた。話には聞いていたが、実際に自分に届いたので不安だ。
2位 他のデジタルコンテンツ(前回圏外)
会社のパソコンの画面にOSのアップグレードの案内が出ていたが、必要ないので、画面右上の閉じるボタン(バツ印)をクリックしたら、アップグレードを了解したことになってしまった。アップグレードすると仕事上のソフトが使用できなくなる恐れがある。元のOSに戻したいが、業者が案内しているフリーダイヤルは、話中が続き繋がらない。
3位 酵素食品(前回圏外)
酵素食品のお試しを申し込んだ。翌月も同じ商品が届き、初めて自分が定期購入で申し込んでいたことに気付いた。現在、3回目の商品を受け取っているが、飲んだらお腹の調子が悪くなるため解約したい。解約の電話をしても繋がらない。
4位 フリーローン・サラ金(前回圏外)
ネットで見つけた貸金業者から「審査には通ったが実績を見るため1万円を来週2万5千円にして返すように」と言われた。一旦は「はい」と言ったが、直ぐにキャンセルの電話をした。しかし、「もう振り込みは終了した」と言われた。スマホで入金確認をしているが、今のところ振り込まれてはいない。ネットで調べたらヤミ金だとあった。住所、名前、勤務先電話番号を教えてしまった。どうしたらいいか。
5位 住宅ローン(前回圏外)
夫は義父が15年前に契約した住宅ローンの連帯保証人になっている。義父が自己破産したため債権回収業者から残額の請求を受けている。持ち家があるので破産する訳にはいかないが、一括では払えそうにない。
◆最近の急増相談について
★「有料コンテンツ利用料」などという名目で、利用した覚えがない架空の請求をうけているが、どうしたらよいかという相談が急増しています。特に電子メールやSMS(ショートメッセージサービス:電話番号を用いたメール)を利用し、「入金がない場合には自宅、勤務先・学校へ回収に出向く」「裁判所から回収に行く」などと不安をあおるケースが多く見られます。このようなメールが届いても、支払わずに放置してください。電話番号などの個人情報を知られないためにも、返信したり、メールのリンクを開いたりすることはしないでください。
★フリーローンや住宅ローンなど借金に関する相談も増えています。とりあえず目先の返済のためにと、インターネットなどに「低金利で今すぐ融資」などと広告を出しているような業者から借り入れることは絶対にやめましょう。こういった業者は貸金業の登録を受けていない違法な業者の可能性があります。思わぬ病気や怪我などで予定通りの返済ができなくなったなど、返済に不安を感じたら、一人で悩まず、最寄りの消費生活相談窓口に相談してください。
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html