「無料体験」のはずが…スポーツ施設会員に申し込むことに
2016年4月5日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第249号より
事例
広告を見てスポーツ施設の無料体験に行ったところ、いきなり契約書への記入を求められ「1万5千円の入会金を特別に5千円に割引くので、一緒に3カ月分の会費を前払いするように」と言われた。夫の介護もあり、続けられるか不安だったが、契約書を記入しなければ体験もできないような雰囲気に負け、記入してしまった。帰宅してから確認すると、「脱会する場合は違約金がかかる」とあり不安だ。(70歳代 女性)
ひとこと助言
★広告などに「無料」と書いてあっても、何が無料なのかはっきりしない場合があります。申し込む際は、「無料」となる内容や範囲、有料の契約を結ぶ前提があるのかを確認しましょう。
★「特別割引」など特典を強調して契約を迫られても、その場で契約せず、一旦冷静になって考えたり家族や周囲の人に相談しましょう。契約する気持ちがなければ、きっぱり断ることも大切です。
★不安に思ったら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2016年4月5日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第249号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)