通信販売…いつの間にか定期購入になっていた
(平成26年6月26日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第193号より)
通信販売で、広告を見て1回限りの購入だと思って申し込んでも、定期的に商品を購入することになってしまうケースがあります。通信販売の広告では、「期間限定」や「初回のみ半額」など、お得感を強調する表現をよく見かけますが、様々な条件が付けられていることが多いため注意が必要です。
事例
新聞広告を見て健康食品を電話で注文した。数日後代引きで届き、代金を支払い受け取った。1カ月後に同じ商品が届いたが、請求書もなかったので無料だと思い、飲んでしまった。さらに1カ月後、6千円の振込用紙とともにまた健康食品が送られてきたため、驚いて業者に連絡をしたところ「期日までに断りの電話がなかったので、定期購入になっている」と言われた。定期購入を申し込んだ覚えはない。
消費者へのアドバイス
★通信販売を利用する際は、商品の特徴や価格だけでなく、購入や返品の条件、送られてきた商品に同封された書類などについてもしっかり確認しましょう。
★困ったときは、お住まいの市町、又は県の消費生活相談窓口に相談しましょう。
平成26年6月26日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第193号はこちら