古い灯油を使ったら石油ストーブが故障?
2014年11月28日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第206号より
秋も深まり、そろそろ暖房器具の準備をされる頃だと思います。
「不良灯油(※)」を石油暖房機器に使用すると、少量でも異常燃焼や機器の故障につながり危険です。絶対に使用しないでください。
※長期保管などで性質が変化してしまった灯油(変質灯油)及び、水や異種の油などが混入した灯油(不純灯油)のこと。
事例
石油ストーブを購入して2日後、消火しようとした際に、操作つまみが上がらず、緊急消火ボタンも作動しなかったために、新品と交換してもらった。3カ月後にも同じように消火できなくなり、販売店を呼び消火してもらった。販売店からは昨シーズンの灯油を使ったことが原因ではないかと言われた。
ひとこと助言
★灯油は、保管方法を誤ると日光や熱による変質、水や異種の油などの混入により「不良灯油」になることがあります。
★保管するときは、灯油専用容器に入れ、日光や雨の当たらない場所に置きましょう。
★シーズン中に使い切れなかった場合や、長期保管し変質の可能性がある灯油は決して使用せず、購入した石油販売店に相談するなどして安全に廃棄しましょう。
2014年11月28日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第206号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)