高齢者の生活動線を点検して転倒事故を防ぎましょう
2017年10月31日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第293号より
家庭内で転倒し骨折するなど、高齢者の日常生活における転倒事故が報告されています。
内容
【事例1】
トイレに行こうと歩いていて廊下の段差で転倒した。鼻を骨折していた上、くも膜下出血と診断され入院となった。(80歳代 男性)
【事例2】
パンを食べようとキッチンへ行ったところ、トースターのコードに引っかかって転倒。キッチンで額を打ち出血したため、病院に搬送された。(80歳代 男性)
ひとこと助言
★高齢者は加齢等による身体機能の低下により、自宅のような慣れ親しんだ場所でも事故に遭うリスクがあります。高齢者の心身の変化に合わせて、家族などが家庭内の環境を再確認しましょう。
★段差や電源コード、暗い場所など転倒の原因となりそうなものを減らしたり、家電製品の配置に気をつけたりするなど、高齢者の生活動線を点検することが大切です。
★定期的に電話をかけたり訪問したりするなど、家族や周囲の人が高齢者とコミュニケーションを取り、様子を見守りましょう。
2017年10月31日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第293号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)