新年のご挨拶
平成30年1月4日
新年明けましておめでとうございます。
「見守りねっと」メルマガ登録者の皆様に新年のお慶びを申し上げます。
平成25(2013年)10月にスタートしたこの事業も、丸4年が経過しました。現在(平成29年11月末)、登録者は1861名、配信回数は217回を数えるまでになりました。登録者数の目標である3000名に向けて、高齢者と接する機会のある様々な分野の方々に登録を呼びかけて、見守りの輪を広げていきたいと思います。
さて、昨年を振り返りますと、広島県内では「総合消費料金に関する訴訟最終告知に関するお知らせ」と題した架空請求ハガキに関する相談が急増いたしました。「メルマガ」でも逐次テーマとして取り上げて、皆様にお伝えしてまいりましたが、現在も内容や差出人の機関名を変えて続いています。このような巧妙な手口についても迅速に届けることができる「メルマガ」は、ますます重要性が高まっていると考えています。
こうしたことを踏まえ、より迅速かつ効果的な情報発信を行うために、本年は各自治体で構築が進められている「地域包括ケア」との連携・協力を図っていきたいと考えています。「地域包括ケア」が目指す「高齢者が住み慣れた場所でいつまでも安心して暮らせる地域、社会」の中に、消費者被害防止の視点を加えていくことが今後の課題です。
また、「メルマガ」を受信された方々が、消費者被害の未然・拡大防止にどのように活用されているのか、また実際に被害防止に結びついたのかなどを検証することも重要です。「メルマガ」の配信内容の充実・改善を図るために、皆様の御意見、御要望等を聞かせていただければ幸いです。
高齢者の消費者被害防止に向けて、引き続き御支援・御協力いただきますようお願い申し上げます。
特定非営利活動法人消費者ネット広島 理事長 吉富 啓一郎