★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(9月15日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 デジタルコンテンツ (前回1位)
スマートフォンに、有料動画サイトに登録し料金が未納のままだというSMSメールが来たので電話したところ、「1ヶ月の会費が7800円、9ヶ月滞納して総計9万円になっている、払わないと会員をやめる事ができない」と言われた。
2位 光ファイバー (前回3位)
通信会社の代理店名を名乗り、プロバイダを変更しないかと電話がかかった。「プロバイダが不要。料金が安くなる。」と言葉巧みに勧誘された。結局断れずHPから転用承諾番号を取得し、申し込みをした。工事は1週間後に電話で連絡すると言われた。しかし後になって現在のメールアドレスを残す費用と電話番号を表示するサービスを利用すると、結局今までの料金と変化がないことがわかった。解約できるだろうか。
3位 賃貸アパート (前回圏外)
息子がアパートを借りたが、ゴキブリが多く、駆除剤を使っても駆除しきれなかったので、結局退去することにした。家賃と一か月分の家賃相当の違約金については了承したが、ゴキブリが気持ち悪くて一日も住めなかったのに、畳、ふすまの張替え代、ハウスクリーニング代等を請求されている。敷金は返還されず、さらに追加の費用を払わされるような請求書が届いた。納得できない。
4位 商品一般 (前回圏外)
国民消費者センターを名乗るところから、個人情報が漏れていると電話があった。以前にも「あなたの預金額はいくらですか」とかかってきたことがあった。おかしな電話ですぐ切った。気を付けようと思っていたが今回は公の機関を名乗ったので信用して話を聞いた。「通販会社他2社に個人情報が漏れている。削除を希望するかどうか検討してほしい。明日の9時に電話する。」といって切れた。明日どのように対応したらよいだろうか。
5位 自動車運転教習所 (前回圏外)
免許取得のために自動車学校に通い始めた。しかし、自動車に関して何の知識もない私に丁寧に教えてくれず、仮免の試験に落ちてしまい、再度受けるために、先に払った学費とは別に補習代と受験料を払った。結局一年間の受講期限を過ぎても免許を取る事ができなかった。お金を返してほしいと言ったが、返金はできないと言われた。
◆最近の急増相談について
★「有料コンテンツ利用料の未払いが生じている、本日中に連絡がなければ法的措置に移行する」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス、電話番号宛に送信するメール)がスマホや携帯電話に届いたという相談が前回に続いて多い状況です。
SMSに記載された電話番号に連絡させ、「支払いをしないと裁判を起こす」などと言って焦らせ、金銭を支払わせようとする手口です。詐欺的な行為を行う者が、実在する事業者等をかたる場合があるので、名前に聞き覚えがあるからといって安易に信用せず、身に覚えのない有料サイトの請求には応じないようにしましょう。
★光回線に関する相談も引き続き多い状況です。
光回線サービスの乗換え(転用)をする場合、契約先の事業者やプロバイダが変更になり、解約料が発生することがあります。契約は口頭でも成立するので、サービス内容がよくわからない場合、乗換えする必要があるかどうかわからない場合、勧誘が強引だと感じた場合には、その場ですぐ契約せず、契約内容を確認し、十分に検討を行うようにしてください。契約する意思がない場合は、曖昧な返事をせず、はっきりと意思表示することが大切です。
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html