「キャッシュカードを預かります」そんな電話は詐欺!
~警察官などをかたる詐欺に注意~
2014年10月24日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報より
事例
10月中旬ころ、県内において、被害者方に、裁判所や警察をかたった男から「あなた名義の口座が振り込め詐欺に使われている」「カードを作り替えないといけない」などと電話があり、その後、銀行協会をかたる男が被害者方を訪れて、キャッシュカードをだまし取る手口のなりすまし詐欺が連続で発生しました。
詳しい状況
●被害者方に、警察官や裁判所書記官をかたる男から、「あなたの口座が犯罪に使われているため、キャッシュシュカードを取り替える必要がある」などと電話
⇒被害者は、「警察官などが言うなら本当なのだろう」と男の話を信用
●その後、銀行協会をかたる男が被害者方を訪問し、被害者から、キャッシュカードを受け取り、預かり証や名刺などを交付
⇒被害者は、男から暗証番号などを聞かれたため、素直に返答
未然防止のポイント
●通帳やキャッシュカードを渡さない!
銀行協会の職員などが、通帳やキャッシュカードを預かることはありません。
● 他人に口座番号や暗証番号を絶対に教えない!
警察官などが、口座番号や暗証番号を聞くことは絶対にありません。
● 即断より相談、警察に通報!
一人ですぐ決めず、まずは家族や周囲の人に相談し、不審な電話がかかってきたらすぐに警察に通報してください。
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