財産保護を名目とした特殊詐欺にご注意ください
2015年10月1日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報より
広島県内において、被害額約1,500万円の財産保護名目の特殊詐欺事案が発生しました。被害は身近なところでもおこっています。皆様の周りの高齢者の方々に、チラシ、口コミ等で情報をお伝えください。
手口
★NPO法人を名乗る犯人から
「あなたの名前が迷惑電話のリスト(名簿)に載っています」
「リストから名前を削除します」
という電話で不安にさせます。
★次に、弁護士を名乗る犯人から
「リストに名前が載っていたことで、金融機関に預けているお金は盗まれてしまいますので、お金を下ろしてください」
「お金を下ろす時は『家族に渡す』と言ってください」
「お金を家に置いていても危険なので、安心して預けられる会社を探しておきます」
と言われ、実在しない投資ファンドを名乗る会社を紹介されます。
★その会社に電話すると
「一口100万円です。何口にしますか?」
「分配金ももらえますよ」
などと嘘を言い、投資することで財産が守られるうえに儲けもでると信じこませて、直接現金を受け取りにきます。
だまされないために
★「迷惑電話リストから削除しましょうか?」という電話は犯人がよく使う手口です。
★相手が誰であれ、電話でのお金の話は詐欺を疑いましょう。
★少しでも不安になったり、おかしいと感じたら、必ず誰かに相談しましょう。
2015年10月1日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報はこちらから