宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに注意しましょう!
2020年11月26日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
全国の消費生活センター等には、宅配便業者を装った「不在通知」の偽SMSに関する相談が今年度は10月末までに4377件と昨年同時期のおよそ2倍寄せられています。
相談事例
【ケース1】 偽サイトにアクセスしたあと自身のスマートフォンからSMSが多数送信されてしまった。
スマートフォンに宅配荷物の不在通知のSMSが届き、確認するためリンク先にアクセスした。数日後、見知らぬ複数の相手から電話の着信があり、不在配達の荷物の受け取りについての申し出を受けたので「私は無関係だ」と伝えて電話を切った。その後、電話番号を変更するため携帯電話のショップを訪れ、請求内容を確認したところ、SMSが届いて以降、私の電話番号から海外宛てにSMSが100回以上送信されているとのことで、通信料を1万円以上請求されていた。(40歳代 男性)
【ケース2】 偽サイトにアクセスしたあとキャリア決済などを不正利用されてしまった。
アドバイス
★SMSやメールで「不在通知」が届いても、記載されているURLには安易にア
クセスしないようにしましょう。
★URLにアクセスした場合でも、提供元不明のアプリをインストールしたり、
ID・パスワード等を入力したりしないようにしましょう。
★不正なアプリをインストールした場合にはスマートフォンを機内モードにし
て、アプリをアンインストールしましょう。
★偽サイトにID・パスワード等を入力してしまったら、すぐに変更しましょう
◆不安に思ったりトラブルに遭ったりした場合は最寄りの消費生活センター等に相談してください。
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