使用中に偽の警告表示! 慌てて事業者に連絡しないで
2019年6月11日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第340号より
インターネット使用中に突然「ウイルスに感染している」等、偽の警告画面がパソコンに表示され、有償の「ソフトウエア購入」や「サポート契約」をしてしまったという相談が寄せられています。
内容
パソコンでインターネットを使用していたら、突然大きな警告音が鳴り、画面にウイルス感染の表示が出た。驚いて表示されている電話番号に連絡すると、「ウイルスに感染している。3年間のサポート契約が必要」と片言の日本語で言われ、約5万円をカード決済した。遠隔操作で何か作業されたが、不審な気がしたので解約したいとメールで連絡したが、返信がない。(60歳代 女性)
ひとこと助言
★警告画面が表示されても、慌てて事業者に連絡したり、セキュリティソフトやサポート等の契約をしたりしないようにしましょう。
★事例のような警告画面は偽の表示である可能性が高いと考えられています。表示された警告画面が偽の表示と考えられる場合は画面を閉じましょう。
★「警告画面が偽かどうかの判断がつかない」「セキュリティソフト等を契約しインストールしてしまった」「警告画面が消えない」等の対処方法については、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページを参考にしたり、情報セキュリティ安心相談窓口に相談したりしましょう。
※情報セキュリティ安心相談窓口(独立行政法人情報処理推進機構(IPA))
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/
★解約しようとしても、手続きがスムーズに進まないケースも見られます。困ったときは、お早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2019年6月11日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第340号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)