県内の活動紹介 〜地域や関係者の取組〜
一般社団法人生命保険協会広島県協会の活動紹介
一般社団法人生命保険協会広島県協会では、地域の皆様との良好な関係を築くため様々な活動を行っています。
事務局長の益田裕之さんに広島県協会の活動についてお話しを伺いました。
広島県協会の主な活動は、保険の苦情相談を受け付ける窓口、業界共通試験の運営、地域貢献活動です。今回は、「生命保険について」、「地域貢献活動」、「公益財団法人生命保険文化センターの講師派遣」についてお話しします。
生命保険について
◆よくある生命保険トラブル
広島県協会では、1年間に約100件の相談があり、その半数以上が高齢者からの相談です。
高齢者からの相談で多いものは、銀行窓口で預金と誤認して保険に加入したためトラブルとなる「預金誤認」や「告知義務違反」に関するトラブルです。
◆特に高齢者に配慮した取組
・高齢者層を対象とした情報冊子「今だから聞きたい生命保険便利帳」を配布。
・広島県警と連携し、詐欺の手口を紹介したチラシを年に2回作成。
保険会社の営業職員が、高齢者宅に個別訪問する際にはチラシを渡し詐欺等の注意喚起を行っています。
◆指定代理請求制度
事故や病気で寝たきりになるなど、特別な事情で本人が「医療保険」や「介護保険」の請求ができない場合は、保険会社独自の制度である指定代理請求制度を利用できる場合があります。
最近の保険にはほとんどが特約として付いていますが、以前の保険にも特約として付けることが出来る場合が多い(通常、保険料は無料)ので、加入している生命保険を確認してみてください。
社会貢献活動について(少子高齢化社会への対応)
【広島県協会独自の活動】
◆介護講座の開催
平成6年から、毎年1回、福祉専門学校と提携し、介護の基礎について学びたい方や、実際に在宅介護をなさっている方々を対象にわかりやすい実践基礎講座を開催
◆家族介護プロジェクト「ふれあい介護コミュニティ絆」の共催
【本部協会関係】
◆子育て家庭支援団体に対する助成活動
◆読み聞かせによる「家族のきずな」推進活動
◆介護福祉士養成奨学金制度
◆元気シニア応援団体に対する助成活動
今年度より、新たに「元気シニア応援団体に対する助成活動」を実施し、8月1日より募集を開始しています。該当団体の方のご応募をお待ちしています。
「元気シニア応援団体に対する助成活動」について、詳しくは当HP「お知らせ」をご覧ください
お問合せ先 一般社団法人生命保険協会 広島県協会
(電話番号) 082-223-4331
講師派遣について
公益財団法人生命保険文化センターより、全国どこへでも無料で講師派遣を行っています。
生命保険の活用方法や生活設計、年金・医療・介護等をテーマに、社会保障制度や生命保険に関する正しい知識を身につけませんか。
・一般消費者 原則20名以上 (テーマ例)医療保険と介護保険等
・従業員 原則10名以上 (テーマ例)定年退職準備、生活設計と生命保険等
・消費生活相談員 原則5名以上 (テーマ例)ケーススタディから学ぶ等
お問合せ先(講師派遣について) 公益財団法人 生命保険文化センター 学習会担当
(電話番号) 03-5220-8517
一般社団法人生命保険協会の活動について、とても丁寧に説明をしてくださった益田さん、ありがとうございます。広島県協会での地域貢献活動では、その他にも、職員による募金活動・献血活動、女子サッカーチーム「アンジュヴィオレ広島」への支援、広島県障がい者陸上競技大会協賛など、様々な活動に熱心に取組み、住み良い社会環境づくりに貢献されています。