県内消費生活相談急増指標 トップ10
(令和2年9月15日現在)
2020年9月17日 広島県消費生活課 発表資料より
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
中学生の娘がスマホからネット通販でサプリを注文していた。今日代引きで2回目が届いた。解約したいが電話が繋がらない。
2位 普通・小型自動車(店舗購入)
昨年購入した中古車を売却しようとしたら、購入時に直してもらうはずだったエアコンが未修理であることが分かった。対応して欲しい。
3位 他のデジタルコンテンツ(通信販売)
パソコンにウイルスが侵入したと警告バナーが表示された。記載されていた番号に電話をしたが、個人情報を盗まれていないか心配だ。
4位 医療サービス(店舗購入)
他都市の美容外科で施術を受け代金380万円を払っているが、途中で引っ越したので返金を求めた。しかし、拒否された。
5位 賃貸アパート(店舗購入)
先日娘がアパートを退去した。立会い時には特に何も言われなかったが、明細が来て5万7千円を請求された。この金額は妥当なのか。
◆「SNSや動画サイトを通じてお試し価格のサプリメントや化粧品を注文したが、1回きりのつもりが定期購入になっていた。」という相談が年代を問わず多く寄せられています。
注文はインターネットで簡単にできる反面、解約は電話でのみ受け付けとなっている場合もあり、何度も解約の電話をかけているがつながらないという相談も多くあります。
注文する前に、契約内容や解約条件をしっかり確認しましょう。
◆SNSで「サラリーマンでも無職でも持続化給付金100万円が受け取れる」などといった、受給資格がない消費者へ不正受給を持ちかける非常に悪質な勧誘についての相談が寄せられています。
持続化給付金は事業者(個人事業者も含む)に対して支払われます。受給資格がない人に持続化給付金の不正受給を持ちかける誘いには絶対に乗らないでください。
被害に遭ってしまった、不安なことがあるなどの際には、消費者ホットライン(電話番号188)にご相談ください。
2020年9月17日 広島県消費生活課 発表資料はこちらから
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html
【参考】
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen359.html