消費者トラブル撃退!“だまされん”って思っとらん? Vol.8
広島県生活センター 「消費者トラブル勉強ノート」より
消費者トラブルに巻き込まれないようさまざまな事例と対策を学びましょう。
情報化社会の今、悪質業者も日々新しい商品や手口を考え、高齢者の財産などを狙っています。被害を未然に防止するためには、自分自身が消費者トラブルについて関心を持って学ぶことが大切です。広島県生活センター発行の「消費者トラブル勉強ノート」より、さまざまな事例を紹介します。
事例⑧ 携帯電話の契約トラブル
お店で勧められ、使いこなせない携帯電話やオプションのついたタブレットを契約。
携帯が故障したKさんは、修理しようとお店に行きました。店頭で新しい携帯を勧められ、早口で説明を受け、よく分からないまま契約してしまいました。さらに、有料オプションを付ければ無償になると言われ、タブレットも契約しました。家に帰ってよく考えると、多機能の携帯は使いこなせないし、タブレットも必要ないので解約したいと後悔しました。
自分の利用目的や環境に合った携帯電話や機器の契約を。
その場の雰囲気に流されることなく、自分で理解して納得した上で契約することが大切です。
ポイント1 機器は無料でも、月々の利用料金が発生するケースが多くみられます。契約しようとする携帯電話の機能や契約内容等をきちんと確認しましょう。
ポイント2 価格だけでなく、自分の利用環境や目的に照らして必要性を十分に検討しましょう。