消費者トラブル撃退!“だまされん”って思っとらん? Vol.5
広島県生活センター 「消費者トラブル勉強ノート」より
消費者トラブルに巻き込まれないようさまざまな事例と対策を学びましょう。
情報化社会の今、悪質業者も日々新しい商品や手口を考え、高齢者の財産などを狙っています。被害を未然に防止するためには、自分自身が消費者トラブルについて関心を持って学ぶことが大切です。広島県生活センター発行の「消費者トラブル勉強ノート」より、さまざまな事例を紹介します。
事例⑤ アダルトサイト請求トラブル
アダルトサイトでクリックをしたら、「登録完了」と請求画面になってしまった。
自宅のパソコンでインターネットを使っていたNさん。画像を検索していく内に、アダルトサイトに入ってしまいました。「18歳以上ですか」との質問に「はい」をクリックすると、突然「登録完了」「3日以内に7万円入金してください」と書かれた請求画面になり、そのまま張り付いて消えません。Nさんは消費生活相談窓口に相談することにしました。
料金の請求を受けても支払わないこと。
「登録しました」と表示されても契約が成立していない場合が多いので、あわてて連絡しないこと、支払わないことが大切です。
ポイント1 請求画面が消えないからと業者に連絡してしまうと個人情報を知られてしまうので、連絡してはいけません。パソコンなどに請求画面が張り付いたときの対策方法等も相談窓口でご案内しています。
ポイント2 占いなどのサイトからアダルトサイトにつながる事例もあるので注意しましょう。