配置薬 使用期限が切れて処分したら代金を請求された
2017年8月29日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第288号より
内容
配置薬の業者が、ここ6年ほど薬の入れ替えに来なかったので、1年前に、残っていた使用期限切れの薬を廃棄した。しかし、最近になって突然、業者が来訪し、「もう一度、置かせてほしい」と勧誘してきた。断ったところ、廃棄した分を含む薬代3万8千円を支払うように言われた。(70歳代 女性)
ひとこと助言
★「配置薬」とは、販売員が消費者宅へ薬を預け、次回の来訪時に消費者が使った分の薬代を支払う仕組みです。配置薬を、勝手に処分するとその分の代金を請求される場合があります。
★長期間訪問がない場合でも、使わない薬は自分の判断で処分せず、解約を申し出て引き取ってもらいましょう。
★配置薬の販売員には、法律により身分証明書の携帯が義務付けられています。来訪時には、提示を求め、連絡先をメモしておきましょう。
★困ったときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2017年8月29日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第288号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)