遺品整理サービスのトラブルについて
広島県生活センター発行 くらしのフレッシュ便 令和元年11月号より
「遺品整理サービス」とは、個人が所有していた物の整理や処分等を遺族に代わって行うものです。核家族やひとり暮らしの高齢者が増加する中、注目を集めています。しかし、料金や作業内容についてトラブルになる場合もあるため、注意しましょう。
トラブル事例
〇実際に作業が始まると、契約の際には説明されなかった追加料金を請求され、最終的に、見積額の2倍以上の金額を請求された。
〇遺品を乱暴に扱われ、処分しないようにお願いしていた自分の物も誤って処分された。
ここに気を付けましょう
★契約する前に、作業内容や追加費用について、事業者に確認しましょう。いつからどの程度のキャンセル料が発生するかも確認しておきましょう。
★「今日決めたら安くなる」と急かされても焦らず、できるだけ複数の事業者から見積もりをとって比較しましょう。その際、見積もりにあたって費用が発生するのかどうかを事前に確認しましょう。
★残しておく物は処分してもらう物とは別の部屋に移動させるなど、作業員が分かるように区別しておきましょう。
★特定商取引法の訪問販売にあたる場合、クーリング・オフができる場合があります。困ったことがあれば、お近くの消費生活センターにご相談ください。
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