「必ず儲かる」などの言葉に注意!投資などの勧誘に関するトラブル
2019年9月 広島県生活センター発行 ひろしまスクエアNo.47より
事例
インターネットで、「儲かる株の銘柄を教えます」という表示を見て、電話で申し込んだ。手数料として最初に50万円を業者に支払って担当者とやり取りしているうちに、「年会費400万円でもっと詳しい情報を教えるコースがある。絶対に損はしない」とさらに勧誘を受け、契約した。しかし、一向に儲からないため解約したい。(70代男性)
どのような勧誘があるのか?
◆メリットばかりを強調します
・リスクについて十分に説明することなく「元本保証」「値上がり確実」など、メリットのみを強調し、「あなただけ」「今だけ」などの言葉で巧みに勧誘します。
◆話題性のあるテーマなど、様々な名目で勧誘します
・「仮想通貨」「再生エネルギー事業」「AI」など話題性の高いテーマに便乗した勧誘や、実態のつかめない海外事業やファンドへの投資の勧誘などがあります。
トラブルに遭わないために
◆「必ず儲かる話」はありません
・勧誘や広告の甘い言葉をうのみにせず、手数料やリスクなど不利益となる事実について、契約書の内容をを必ず確認しましょう。儲かる仕組みがよく理解できない場合は契約をしないようにしましょう。
◆事業者の登録の有無を確認しましょう
・株や投資信託などを販売する事業者は、金融商品取引業の登録を受けている必要があります。登録を受けているかどうかは金融庁のホームページなどで確認できます。
◆その場ですぐに契約しないようにしましょう
・株や投資信託などの金融商品は高額な買い物です。いったん持ち帰り、家族などに相談しましょう。
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