遺品整理サービス 契約内容をよく確認
2019年2月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第329号より
内容
兄が亡くなったため、スマートフォンで検索して見つけた遺品整理事業者に来てもらい、見積もりを出してもらうことにした。事業者から「今日決めてもらったら安くなる」「早く決めれば早く始められる」などと言われたので、その場で約32万円の契約をして、手持ちの2万5千円を支払った。「週明けから準備を始める」と言っていたのに、その後、なかなか作業を始めてくれない。(60歳代 女性)
ひとこと助言
★遺品整理サービスに関する料金や作業内容は事業者により様々です。必ず複数の事業者から見積もりを取り、料金や契約内容を比較しましょう。
★「今なら安くなる」などとせかされても、その場ですぐに契約してはいけません。家族や周囲の人に相談することも大切です。
★契約する際には、改めて作業日、作業内容、追加料金やキャンセル料等を含む料金について確認しましょう。
★残しておきたいものまで処分されてしまうケースもあります。残しておくものと処分するものを明確に分けておきましょう。
★困ったときは、お早めにお住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2019年2月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第329号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)