消費者トラブル撃退!“だまされん”って思っとらん? Vol.6
広島県生活センター 「消費者トラブル勉強ノート」より
消費者トラブルに巻き込まれないようさまざまな事例と対策を学びましょう。
情報化社会の今、悪質業者も日々新しい商品や手口を考え、高齢者の財産などを狙っています。被害を未然に防止するためには、自分自身が消費者トラブルについて関心を持って学ぶことが大切です。広島県生活センター発行の「消費者トラブル勉強ノート」より、さまざまな事例を紹介します。
事例⑥ ネット回線勧誘トラブル
遠隔操作で設定された、知らない会社とのプロバイダ契約。
Kさんに電話会社の代理店を名乗り「もっと安いネット料金プランがある」と電話がありました。指示どおりにパソコンを操作した後は、遠隔操作により設定してもらいました。後日届いたハガキでプロバイダが変更されたことが分かり、驚いて電話会社に確認すると、「そのプランだと、今より高額になる」との回答。Kさんは、今すぐ解約したいと思いました。
遠隔操作によるプロバイダ契約の勧誘に注意。
電話で勧誘され、遠隔操作してもらったところ、意図しない契約をさせられた、というトラブルが発生しています。
ポイント1 自分のパソコンを業者に安易に遠隔操作させないこと。
遠隔操作させる際は、何が行われるのかきちんと確認しましょう。
ポイント2 電話だけでも契約は成立します。また、プロバイダ契約にクーリング・オフ制度はありません。必要なければ断りましょう。