熊本地震に便乗した不審なメールやSNSの投稿などにご注意ください!-「募金」をうたってアダルトサイトに誘導するSNSの不審な投稿も-
2016年5月27日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
平成28年熊本地震(以下、「熊本地震」と言います。)や義援金などに絡めた不審なメールやSNSの投稿等に関する相談が寄せられています。
相談事例
【事例1】熊本地震の義援金を募集する不審なメールがスマートフォンに何通も送られてきた
熊本地震の義援金を募集する不審なメールがスマートフォンに何通も送られてきた。具体的な内容は書かれておらず、サイトのアドレスが記載されているだけのものが多い。情報提供する。
【事例2】SNSの投稿に書かれていた『募金』という文字をタップしたところアダルトサイトの料金請求画面になった
利用しているSNSに女性名での投稿があり、「募金」という文字が強調して書いてあったため、熊本地震のことを連想してしまい、そこをタップした。すると、いきなりアダルトサイトに登録されて、「3日以内に15万円支払え」という画面になった。どうしたらよいか。
【事例3】「義援金の申込みありがとうございます」という内容の不審なメールが届いた
スマートフォンに「義援金の申込みありがとうございます」という内容の不審なメールが届いた。熊本地震の義援金のことだと思うが、身に覚えがない。どうすればいいか。
消費者へのアドバイス
★熊本地震や義援金などの関連であることをかたった不審なメールが送られてきたり、SNSの不審な投稿があったりしても、記載されているサイトのアドレスに安易にアクセスしたり、相手に連絡を取ったりしないでください。万が一、身に覚えのないサイト利用料などを請求された場合には、あわてて支払わないようにしてください。
★義援金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。義援金を口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
★少しでも不安を感じたら、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン「188」番)や警察に相談してください。
2016年5月27日 独立行政法人国民生活センター 発表資料はこちらから
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20160527_1.html