「悪質な」住宅リフォーム工事訪問販売に御注意!!
2015年6月11日 消費者庁 発表資料より
築年数の経過した住宅をターゲットとして、不要不急な住宅リフォーム工事の訪問販売を行う事案が多く発生しています。
突然お宅を訪問した業者が、屋根瓦等の補修工事を1万円前後の安価な金額で行うと勧誘するようなときは、後から高額な必要のない工事を勧められることがあります。
トラブルに遭わないために注意すべきポイント
ポイント1. 突然の訪問に御注意!安価な金額でもすぐ契約しない!
契約の勧誘が目的であることを明示しないで勧誘行為を行うことは法令で禁止されています。知らない業者の訪問には注意しましょう。
また、安価な金額であっても、その場で契約せずに身近な人に相談しましょう。
ポイント2. 「近所で工事をやっている」と言われても安心しない!
安心感を与えるため「近所で工事をやっていて気付いた」などと言って偶然を装って訪問してくることがあります。実際にはそのような工事をしていない場合がありますので、安心してはいけません。
ポイント3. 高額な工事を勧められたら、ちょっと待って!必ず複数社から見積りをとりましょう!
悪質な業者はあなたの家の屋根を撮ったという写真を見せて、「このまま放置していると大変なことになる」などと言って不安をあおり、数百万円にも及ぶ高額な屋根全体の修理工事を勧めることがあります。自宅を建てた業者などなるべく複数の業者から見積りを取るようにしましょう。また、公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターでは見積書の見方などに関する相談を受け付けています。
ポイント4. 断りきれず契約してしまったら・・・
契約して工事が始まっていた場合でも、8日間以内ならクーリング・オフが可能です。お近くの消費生活センターや各自治体の相談窓口へ相談してください。また、クーリング・オフ期間を過ぎていても、契約を解除できる場合がありますので、諦めずに相談しましょう。
おかしいな、困ったなと思ったら、一人で悩まず相談を
〇住まいるダイヤル (公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター
☎ 0570-016-100
住宅に関する相談の一環として『見積書』の見方などに関する相談を受け付けています。
〇消費者ホットライン(全国統一番号) 身近な消費生活相談窓口をご案内します。
☎ 局番なし188番
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