★最近急増している相談 【12月の急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(1月6日現在)より
1位 アダルト情報サイト(4か月連続1位)
スマートフォンでアダルトサイトにアクセスし、「18歳以上」や「続きを見る」を押したら、会員登録となり、明日までに99,800円を支払うよう記載があった。退会メールや電話をかけたが、支払わないと退会できないと言われた。
2位 ファンド型投資商品(前月4位)
大手銀行(証券会社)を名乗る者から、「有名菓子メーカー(乳業メーカー)が当地に介護施設を作るための出資者を募集している。」と電話がかかった。 「1500万円の出資のために名義だけを貸して欲しい。」と言われたので承諾し、交換金という名目で、返してもらう約束をして、宅配便で100万円を2回送った。
3位 賃貸マンション・アパート(前月6位)
3年間住んだ賃貸マンションを退去した。敷金3か月分で21万円を支払っている。いつもきれいに掃除し、退去時も十分きれいにして出た。 不動産業者から見積りが届いたが、ハウスクリーニング代、畳の表替え、襖の張り替えで8万円の請求となっている。 不動産業者に苦情を申し出たら、特約事項に記載されていると言われた。 契約時には気が付かなかった。
4位 他のデジタルコンテンツ (前月圏外)
SNSで女性とチャットを楽しんでいたが、いつのまにか男性が間に入り、自分が送った画像で社会的に問題が生じたということで、128,000円を請求されている。
5位 デジタルコンテンツ (前月5位)
パソコンに不審な債権回収会社から、「8つのサイトの登録料、退会料の未払金が355万円ある。1週間以内に差し押さえをする」という趣旨のメールが入った。 また、それについて救済を申し出る弁護団からもメールがあったが、全く身に覚えがない。
今月の急増相談について
★1、4、5位の相談ケースについては、いわゆる不当請求・架空請求にあたるものです。悪質な業者は請求することによって電話をかけさせ、個人情報を入手しようとします。身に覚えのない請求があった時は、決してすぐにお金を払ったり、電話をしたりしないでください。
心配であれば、お住まいの市町か県の消費生活相談窓口へご相談ください。
★2位の相談ケースは、最近多い劇場型勧誘です。このような場合は詐欺ですので、決して相手にしないことが肝要です。
しつこく勧誘される等の場合は、お近くの警察か、上記消費生活相談窓口へご相談ください。
なお、通常、現金は郵政法や運送会社の約款により、普通の小包や宅配便では送れません。最近、金融機関では不審な送金はストップするようになってきていることから、現金を小包や宅配便で送らせる手口が増えています。こうしたことを勧める業者は、ほぼ確実に悪質業者です
★3位の相談ケースは、いわゆる「敷金」トラブルです。特約事項に記載され、押印しているからといって、必ずしも請求の全てを支払う必要がない場合もありますので、納得できないと思われたら消費生活相談窓口にご相談ください。
なお、特約の内容によっては、不当な契約条項として変更を求めることができる場合もあり、当消費者ネット広島は「差止請求」が行える適格消費者団体ですので、当消費者ネット広島へもどうぞご連絡ください。
詳しくは広島県のHPで
12月の急増相談トップ10
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html