「ウイルスに感染しています」などの偽警告画面に注意
広島県生活センター発行 くらしのフレッシュ便 令和元年8月号より
インターネットを利用している時に、警告画面が表示され、音声案内や激しい警告音が流れたなど、「偽警告」による相談が寄せられています。画面の警告に沿って表示された番号に電話すると、セキュリティのサポート業者を名乗る相手につながり、サポート契約などと称して金銭を請求されるというトラブルが発生しています。
偽警告画面の主な手口
★実在する企業の正規の警告であるように見せかける。
★ポップアップメッセージで繰り返し表示されるなど、簡単に消せない。
★「5分以内に電話してください」などと表示し、時間がないように思わせる。
このような表示で、利用者の不安をあおり、表示された番号に電話をかけさせるよう誘導します。
消費者にとって偽の画面かどうかを見分けることは難しいですが、自分が普段から利用しているセキュリティソフトによる警告ではない場合や、特に、インターネット利用中にブラウザの画面上に表示される警告は偽の画面である可能性が高いと考えられます。判断が難しい場合は、画面をそのままにしIPA(独立行政法人情報処理推進機構)のホームページや相談窓口などを利用しましょう。
警告画面が表示されたときは・・・?
★警告画面を閉じてください。閉じることができない場合は、ブラウザを強制終了するか、パソコンを再起動させましょう。
★偽警告によりサポート契約を結んでしまった場合は、消費生活センターに相談しましょう(消費者ホットライン188)。
※偽警告画面の見分け方や対処法の詳しい情報は、「IPA 情報セキュリティ安心相談窓口」のページで確認できます。
https://www.ipa.go.jp/security/anshin/index.html
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