「劇場型」詐欺を銀行員が未然防止!
2014年10月22日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報より
事例
9月16日、広島市に居住の女性(80歳代)方に、見覚えのない会社名が書かれた封筒が送られてきて、金融機関の職員をかたる男から「封筒を見ましたか。その会社はとてもいい会社です。投資すれば間違いなく儲かります」などと電話がありました。
そこで、女性は金融機関から現金100万円を引き出し、広島銀行己斐支店で振り込もうとしましたが、不審に思った職員が理由を詳しく尋ねて詐欺であることを見破り、被害を未然に防止しました。
詳しい状況
☆女性は、投資を勧める電話を初めは断っていましたが、金融機関の職員をかたる男が「その会社はとてもいい会社で、必ず儲かる」と電話で勧誘
⇒女性は、金融機関の職員が言うのなら本当にいい会社なのかもしれないと誤信
☆女性が金融機関で現金を引き出し、広島銀行己斐支店で振り込みを依頼
⇒職員が理由を尋ねたところ、女性が「会社に振り込んで社債を買う」と答えたことから、高齢者が社債購入のために大金を振り込むことを不審に思った職員が詐欺と見破って警察に通報
未然防止のポイント
〇まずは、特殊詐欺の手口を知りましょう!
最近、様々な登場人物が入れ替わりで「絶対に儲かる」などと電話して信用させる『劇場型』詐欺が発生しています。
〇即断より相談!
一人ですぐ決めず、まずは家族や知人、周囲の人に相談しましょう。
〇すぐに通報!
このような電話がかかってきたら、すぐに警察に通報してください。
2014年10月22日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報はこちらから