電池の発熱、液漏れ、破裂に注意しましょう!
-災害用の懐中電灯やラジオの点検を-
2018年7月20日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ボタン電池などの使い切りの電池(以下、単に「電池」と言います)は、時計、テレビやエアコンのリモコン、子どものおもちゃ等、身近にあるものによく使われており、我々の生活になくてはならないものです。また、懐中電灯、ラジオ等、災害時に活躍する製品にもよく使われています。
電池は大変便利なものですが、使い方を誤ると、液漏れ、発熱、破裂等が起こることがあり、漏れた液に触れることによる化学熱傷、発熱した電池に触れることによる熱傷、破裂で飛び散った電池の破片によるけがにつながるおそれや、電池を使用している機器を傷めるおそれがあります。
事故防止のためのアドバイス
★電池を装填する際の注意
(1)電池の向き(+と-)をよく確かめて、正しく装填しましょう。
(2)銘柄が異なる電池を混合して使用しないようにしましょう。
(3)古い電池と新しい電池を混合して使用しないようにしましょう。
★電池を装填した後の注意
(4)機器を使用した後は、必ずスイッチを切りましょう。
(5)使い切った電池はすぐに機器から外して、適切な方法で捨てましょう。
(6)リモコン等の機器を長期間使用しない場合は、電池を外しておきましょう。
★その他の注意
(7)金属類と一緒に電池を持ち運んだり保管したりしないようにしましょう。
(8)電池から漏れた液に触れた場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。
2018年7月20日 独立行政法人国民生活センター 発表資料はこちらから
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20180720_1.html