平成28年熊本地震に便乗した不審な電話や訪問にご注意ください!
2016年4月21日 独立行政法人国民生活センター 発表資料より
平成28年熊本地震(以下、「熊本地震」と言います)に関連して、「ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった」、「寄付金を求める不審な訪問があった」といった、義援金に絡めた不審な電話や訪問に関する相談が寄せられています。熊本地震の被害者支援等に便乗した不審な電話はすぐに切り、来訪があっても断ってください。
相談事例
【事例1】ボランティアを名乗る女性から募金を求める不審な電話があった
ボランティアを名乗る女性から不審な電話があり、「熊本地震の募金を集めている。1口3,000円だ。集金に行くので家族構成、名前、年齢を教えてほしい」と言われたが断った。電話番号は非通知で、団体名も名乗らなかった。(関係機関からの情報提供)
【事例2】寄付金を求める不審な訪問があった
数日前、友人宅に2人組の不審な訪問があり、熊本地震の被災者への寄付金を求められたようだ。信用できないと思い断ったら、すぐに帰ったという。あやしいので情報提供する。
消費者へのアドバイス
(1)不審な電話はすぐに切り、来訪の申し出があっても断ってください。万が一、金銭を要求されても、決して支払わないようにしてください。
(2)公的機関が、各家庭に電話等で義援金を求めることは考えられません。公的機関から連絡があった場合には、まずは当該機関に確認しましょう。また、義援金は、募っている団体等の活動状況や使途をよく確認し、納得した上で寄付しましょう。義援金を口座に振り込む場合は、振込先の名義をよく確認しましょう。
(3)少しでも不安を感じたら、すぐにお近くの消費生活センター等(消費者ホットライン「188」番)や警察に相談してください。
2016年4月21日 独立行政法人国民生活センター 発表資料はこちらから