最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(2月15日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 デジタルコンテンツ (前回2位)
有料動画の閲覧履歴があり未納料金が発生していると携帯にSMSでメールが届いた。法的措置を取ると書いてあったため連絡先に電話した。すると、閲覧した記録が残っているから必ず払ってもらうと言われ、ショッピングサイトのギフトカードをコンビニで購入し、番号を伝えるよう指示され、16万円分のカードを購入し番号を伝えた。その後、ネットで見つけた消費者相談窓口に相談したら、そこは悪質なところだと言われたので、お金を取り戻してもらうため、有料の契約をした。契約書はまだ届いていないが、どうしたらよいか。
2位 光ファイバー (前回1位)
電話で「今より1,500円程安くなる」とプロバイダ変更を勧誘され承諾した。しかし、高齢であり、ネットにつなぐこと自体を止めようと思い解約の電話をしている。営業時間内に電話しているが、「営業時間内に連絡してください」とアナウンスが流れて繋がらない。
3位 他のデジタルコンテンツ (前回9位)
自宅のパソコンでインターネットを見ていたら、突然「ウイルスに感染しているので連絡をするように」というメッセージが表示された。電話番号が表示されたので、電話をかけてしまった。ウイルスの除去についてたどたどしい日本語で説明があったが、大丈夫なのか不安になり、その場で申込みはしなかった。パソコンにメッセージが貼りついて消えない。ウイルスに感染しているということなのだろうか。
4位 商品一般 (前回圏外)
他県の大手デパートの者だと名乗る男性から電話があり、私名義のカードが使われているのでカードを止めておくと言われた。 私はクレジットカードを持っていないし、使ったこともない。不審だ。
5位 引越 (前回圏外)
引越した翌日テレビの電源が入らなかった。運ぶ際どこかにぶつけたのだと思い業者に伝えたが、「荷物を運ぶ際に壊したのか、自然故障かわからないので、メーカーに見てもらいましょう」と言われた。その後、テレビのメーカーは倒産していることがわかった。修理対応してもらえるだろうか。
◆最近の急増相談について
★「有料コンテンツ利用料の未払いが生じている、本日中に連絡がなければ法的措置に移行する」などと記載したSMS(ショートメッセージサービス、電話番号宛に送信するメール)がスマホや携帯電話に届いたという相談が依然として多い状況です。相手に連絡を取ることで個人情報が知られてしまい、次々とお金を請求されることが予想されます。意図しないサイトへの誘導を狙って、メールにURLが貼り付けられていることもあります。心当たりのないメールが届いた場合、相手にせず、無視してください。また不審なメールはすぐに削除しましょう。
★デジタルコンテンツに関する相談が増加傾向です。“ウイルスに感染した”という偽警告でサポートに電話するように仕向けられたという相談が県内でもありました。もしもパソコンを操作しているときに、偽警告と思われる表示が出たとしても、画面に表示されている連絡先に電話をかけることは絶対にやめてください。
※偽警告に関しては、IPA(情報処理推進機構)から注意喚起が出されています
(https://www.ipa.go.jp/security/anshin/mgdayori20160621.html 外部リンク)
★被害に遭ってしまった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html