年末の特殊詐欺にご注意ください!
2015年12月4日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報より
昨年12月中の特殊詐欺被害 その額なんと… 約2億2千万円
※特に架空請求が多発(約1億5千万円)
昨年の特殊詐欺被害額は、約16億3千万円でしたが、その内の約2億2千万円は12月中に発生し、特に、個人情報の削除を名目にするなどの架空請求が約7割を占めるなど、1年を通して最も被害が多発した月となりました。
この時期にこれだけの被害が発生した背景には、年末特有の気ぜわしさによる判断能力の低下が考えられます。
現在広島県内では、昨年の被害額を上回る勢いで被害が発生しており、昨年末に多発した「架空請求詐欺」をはじめとして「なりすまし詐欺」や「還付金詐欺」の連続発生に加えて、マイナンバー制度を悪用した新手口も発生するなど、未だ特殊詐欺が猛威を振るっている状況です。
このような状況から、特にこの年末は、これまで以上の注意が必要です。
被害にあわないために…
★家族の絆で撃退!
年末年始は普段顔を合わせない家族の方が帰省する時期です。この機会に、家族の間で合い言葉を決めるなど、家族の絆で詐欺を撃退しましょう。
★不審な電話はすぐ切る!
知らない人から電話でお金の話をされたり、名義貸しを迫られるなどしたら、すぐに電話を切って話を聞かないようにしましょう。
★即断より相談!
電話でお金のトラブルから脅されたり、不安を煽られたりすれば、それは詐欺です。一人で判断せず、必ず誰かに相談しましょう。
★自分で対策しましょう!
自分の財産は自分で守るという意識が必要です。ナンバーディスプレイや迷惑電話チェッカー(特殊詐欺対策グッズ)などを取り付け、自己防衛をしましょう。
2015年12月4日 広島県警察本部 安全安心推進課 犯罪情報官速報はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください)