★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(2月2日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 商品一般(前回1位)
・法務省管理局消費者総合トラブル受付センターから差し出された『請求裁判最終通告書』と書かれたはがきが届いた。請求を受けるおぼえはない。
・県職員と名乗る男性から、「個人情報が3か所にもれているが、削除することができる」と電話があったので依頼した。居合わせたヘルパーから、消費生活センターに相談するように勧められた。
2位 相談その他(前回10位)
国税局を名乗って、何件の金融機関の通帳があるか調査しているという不審な電話があった。自分の個人情報を知っていたので、つい信用してしまった。途中で不審に感じたので、相手の名前を3回くらい確認したら、怒って電話を切られた。国税局に問い合わせたら、そういう職員はいないし、調査もしていないとのことだった。今朝また同一人物ではないかと思われる男性の声で消費者センターを名乗って電話がかかってきた。
3位 アダルト情報サイト(前回圏外)
スマホでアダルトサイトへ登録となり、20万円の高額請求を受けた。シャッターを切る音がし、画面に自分のIDと相手の電話番号が表示された。このまま無視しても大丈夫か。
4位 財布類(前回圏外)
ネット通販でブランドの財布をカード決済したが、偽物が届いた。返品をしたいので、業者にメールを送ったが返信がなく、電話しても呼び出し音ばかりで応答しない。
5位 石油ストーブ(前回圏外)
ニュースで石油ストーブの火災について報道していた。2年前に購入した石油ストーブがリコール対象製品と同じタイプの口金なので心配だ。メーカーに何度電話しても混み合って通じない。
◆最近の急増相談について
★「あなたを訴える」という内容のハガキが届いたという相談が急増中です。
内容をはっきりと書かず、不安をあおって電話させるという手口です。差出人は法務省等実在の団体と紛らわしい団体名を称していることが多く、本物の通知と思わせる通知番号等の記載があります。同様のメールが届いたという相談も一向に減る気配がありません。連絡を取ってしまうと、相手に電話番号等の個人情報を渡すことになりますので、身に覚えのない請求は無視してください。不安に思われたら、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
★多様化・巧妙化するワンクリック詐欺の相談も増えています。シャッター音がしたり、IPアドレスが表示されたりして、個人情報が漏れてしまったと思わせて連絡させるものや、焦ってネットで検索して上位に表示された相談窓口に連絡させるという二次被害の手口も増えています。
インターネット上には様々なワナが仕掛けられていることがあるので、不用意にリンクをクリックしないことが大切です。特に移動した先のウェブサイトが意図したものではなかった場合は、要注意です。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html