★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(5月18日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 健康食品(前回3位)
初回500円の酵素の健康食品のお試しサプリを購入した。湿疹が出たので今後の送付を断りたいと思い、メールを送ったところ、「継続契約を断る時には電話でお願いします」と返信があった。何度も電話しているが、繋がらない。
2位 借家(前回圏外)
2年前に戸建借家住宅に入居し、先月退去した。退去後の立ち合いの際に、床の傷と風呂の汚れを指摘されたが、当方の落ち度かどうかはわからなかった。契約書に記載がある畳の張り替えは払うしかないと思うが、記載のないハウスクリーニングも請求されている。近所への転居なのでもめたくないと思うが、本来支払う必要のない今月分の家賃も支払っているので、これ以上は払いたくない。
3位 軽自動車(前回圏外)
中古車購入時、修復歴はないと販売店から聞いていたが、この度下取りに出すにあたって、別の店で見積もりをしてもらったところ、後部ドアを直した跡があると言われた。色、年式、走行距離から電話で聞いていた見積もり額から3万円も下取り価格が下がった。購入時の店に電話したが、差額の3万円は支払わないという。誠意のない対応だ。
4位 普通小型自動車(前回圏外)
昨日夫がディーラーに行き中古車の売買契約をしてきた。150万円の車で60回のローンを組んでいる。完済時、夫は70代になるので、先々を心配してすぐ注文をキャンセルするよう夫を説得した。夫も応じたので、ディーラーにキャンセルしたいとその日のうちに伝えた。しかし、ディーラーはなかなか応じてくれない。とにかく車の売買契約をキャンセルしたい。
5位 自動車部品(前回圏外)
ネット通販で自動車部品を注文しお金を払ったが、商品が届かない。注文したサイトに電話番号がないので、メールで連絡しているが、返信はない。振込先は外国人名だった。どうしたらよいか。
◆最近の急増相談について
★健康食品のネット通販に関する相談が急増しています。スマホでお試しキャンペーン中の広告を見て、安いと思い、商品を頼んだら、複数回の購入が条件だった、必要ないので解約したいという相談です。定期的に商品を届ける「定期購入契約」では、通常価格よりも割安の価格を設定されていることが多いようですが、中途解約する場合、通常価格での代金を請求され、トラブルになるケースが見受けられます。注文前に購入の条件を慎重に確認してください。
★自動車に関する相談も増加しています。自動車の契約において、キャンセル可能か否かは「契約が成立しているかどうか」によって異なります。契約が成立していれば、一方的にキャンセルすることはできません。また、キャンセル料については、提示された金額が適当であるかどうかを慎重に判断する必要があります。
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html