除雪サービスの契約は慎重に
(平成26年2月7日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第 182号より)
先週末からの雪は、広島県をはじめ、列島各地で記録的な大雪となりました。
雪の多い地域では、雪かきや雪下ろしなどの除雪作業に関するトラブルの相談が寄せられており、除雪サービスの契約について、国民生活センターより注意喚起情報が出されました。
除雪作業が必要な地域の方はご注意ください。
相談事例
★雪下ろしを依頼した業者に、「1人2千円で3人で行く」と言われていたが、作業終了後、「3人で3時間かかったので1万8千円」 と請求を受けた。時間当たりの金額とは聞いていなかった。
★除雪作業を頼んだ業者から、シーズン契約の方がお得だと言われ、1月から3月まで月々2万円で契約し前払いをした。しかし、「10センチ以上降らないと除雪しない」と言われたり、作業内容によっては追加料金を請求されたりした。 契約時にそのような説明はなかった。
★雪解けの時期になってから、除雪作業の際に屋根等を破損したと思われることが分かったが、補償に応じてもらえなかった。
消費者へのアドバイス
★契約する際は、実際に現場を見てもらったうえで、見積もりを取りましょう。依頼したい作業の具体的な内容や、破損があった場合の補償などについてもよく確認してください。
★シーズン契約で前払いをすると、作業が行われなかった場合などに金銭面でも生活面でも被害が大きくなることがあるので、注意してください。
★困ったときは、お住まいの消費生活相談窓口にご相談ください。
平成26年2月7日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第 182号はこちらから