「見守り」と「気づき」で障がい者の消費者トラブルを防ごう
2017年12月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第298号より
障がいのある方、特に知的障害や精神障害がある方は、知らない人とのコミュニケーションが得意ではなく、その場で的確な判断や対応が出来にくいことがあるため、悪質商法の被害に遭いやすい傾向があります。
被害の早期発見、また被害を繰り返さないためにも、家族や周りの人は、日ごろから様子を気にかけ、生活の変化をなるべく早く察知することが期待されます。障がいのある方の思いを大切にし、本人の意向に沿いながら支援しましょう。
「見守り」と「気づき」のチェックポイント
本人の様子
★食欲が無くなったり、元気が無くなったりしていないか。
★生活パターンやリズムが乱れていないか。
★身なりに変化がないか。
★なかなか言い出せずに困っている様子はないか。
住まいの様子
★不審な封筒や請求書等の書類がないか。
★見慣れない段ボールや商品が置かれていないか。
★居室や居宅が改修されていないか。
●消費者トラブルで困っている様子に気づいたら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
2017年12月19日 独立行政法人国民生活センター 見守り新鮮情報第298号はこちらから
(啓発用資料としてご自由にご活用ください。)