★最近急増している相談 【8月の急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(9月10日現在)より
1位 アダルト情報サイト(12か月連続1位)
無料動画を見つけ、再生ボタンをクリックした。年齢確認後、最終確認と出たのでクリックしたところ、登録完了となった。慌てて間違えたと電話したが、登録する意思があったと言われ、認めてくれなかった。
ネットで見つけた消費者センターに相談すると、「携帯電話番号から個人情報を特定し、裁判することがよくある。個人情報を抹消するのであれば108,000円かかる。」と言われたので、「考えてまた電話する。」と言って切った。どうすればよいか。
2位 賃貸アパート (前月圏外)
賃貸アパートの契約をしたが、途中で気が変わり、解約を申し出た。既に支払っていた手付金は不動産業者に預けたままにして、別の物件を探してもらい、良い物件が見つかったら、そのままその契約にあててもらうこととしていた。
しかし、よく考えた結果、アパートを借りること自体を止めることとした。預けていた手付金は、返金してもらえるだろうか。
3位 修理サービス(前月圏外)
89歳で独居の母が、訪問販売で、羽毛布団のリフレッシュ加工を契約していた。本人の収入は年金のみで10万円。そこから家賃を払い、残りで生活している。また、介護認定を受けていないが、病院で軽い認知症と診断されており、今回の契約の経緯もよく覚えていない。
契約金額は約26万円だが、この布団は購入してから一度も使用していないし、シングルサイズをダブルサイズに変更しており、側生地だけでも14万円かかっている。
業者が言葉巧みに判断力の衰えた母に必要のない契約をさせていると思える。クーリング・オフ期間は過ぎているが、解約したい。
4位 相談その他 (前月8位)
「消費生活センターですが。」と名乗る不審な電話がかかってきた。外国訛りだった。「どこのセンターですか。」と聞いても「消費生活センターですが。」としか言わず、結局いきなり切られた。
当地で大規模土砂災害が発生したこともあり、それに便乗してよからぬことを企てようとしているのかも知れないので情報提供する。
5位 光ファイバー (前月3位)
高齢独居の叔母の家に、大手通信事業社の代理店の営業員が突然訪問してきて、「この辺りも光通信が利用できるようになった。契約すれば電話基本料が安くなり、今ならキャンペーン中なので工事費もかからず、スマホを無料プレゼントするのでお得だ。」と勧められて契約したらしい。
契約書面を見ると、説明を受け理解したにチェックしており、通信事業者からの確認電話にも納得していると答えたということだが、パソコンも持っておらず、インターネットを利用する必要もなく、契約内容を全く理解できないのに、3年間もの長期契約を勧誘するのは悪質である。
今月の急増相談について
★相変わらず多いアダルトサイトのワンクリック、サイト利用料金滞納の請求メールなどの相談ですが、最近目立つのは、登録になってしまい、慌ててどこかに相談しようと思ってインターネット検索したところ、上位に消費者センター等の公的機関と混同する名前の解決窓口が出てきたので連絡し、請求を止めてもらう代わりに、多額の手数料を要求されるという二次被害のケースです。
不当請求は無視するのが一番ですが、相談される場合も、検索エンジン上位に出てくるから安心ということはありません。また、公的機関が手数料、相談料を要求することもありません。何らかの請求があったらおかしいと気づいて、お住まいの市町または県の消費生活相談窓口にご相談ください。
詳しくは広島県のHPで
8月の急増相談トップ10
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html