★最近急増している相談 【急増相談TOP5 】
広島県HP 【速報】相談が急増した商品・サービス分野 トップ10(1月16日現在)
県内の消費生活相談窓口において受け付けた消費生活相談のうち、直近1か月で相談が急増している商品・サービス分野は次のとおりです。(相談件数の多い順ではありません。)
1位 光ファイバー (前回4位)
大手電話会社の光回線を利用している。4か月前にその業者名で電話勧誘があった。電話をかけてきた女性から「工事は不要で、基本料金も今より安くなる」と言われ、安くなるのであればと思い、言われるままにパソコンを操作した。その後契約書を受け取っていないので、契約先が変わったことに全く気が付かず、プロバイダが変更になるとも思っていなかった。解約料のことも知らなかった。解約したいと思うが、固定電話の番号が変わるのは困る。そもそも業者に電話をしても、混んでいて全く繋がらない。
2位 デジタルコンテンツ (前回1位)
「有料サイトの料金が未納になっている。連絡をしなければ裁判手続きに移行する」と書かれたSMS(ショートメッセージ)が届いた。無視していたが、続けて同様のSMSが届いた。このまま無視して大丈夫だろうか。
3位 建物清掃サービス (前回圏外)
下水道の点検と言って、民間業者が自宅を訪ねてきた。 「家じゅうの水道から水を流してほしい」と言われ、水を流した。「トイレの水が悪い」と言われた。家の中に入ってもらった際に、「この家は築何年か」とか「何人家族か」などと質問されて、答えてしまった。今後の訪問が心配だ。
4位 書籍 (前回圏外)
福祉関係者である。数日前にケアマネジャーが地域の高齢者宅で、皇室の写真集の請求書を見つけた。この方の代わりに「生活資金が不足しているから」と解約の希望を事業者に伝えたところ、合意の上だとしながらも送り返すことを承知した。しかしこの担当者とは以前にも同様のやり取りをした記憶がある。別会社だったとは思うが、なんとなく胡散臭い。悪質だと思うので、情報提供する。
5位 電子ゲーム玩具 (前回圏外)
夫宛におもちゃのオンラインショップからの請求書が届いた。業者に問い合わせたところ、2週間ほど前に夫の名前で注文を受けており、配送も完了しているので支払ってほしいと言われた。注文した時に登録されているアドレスは夫も自分も覚えがない。商品は受け取っていないが、支払わなければならないのか。
◆最近の急増相談について
★光回線に関する相談が引き続き多く寄せられています。
光回線サービスの乗換え(転用)をする場合、契約先の事業者やプロバイダが変更になったり、解約料が発生することがあります。契約は口頭でも成立するので、サービス内容がよくわからない場合、乗換えする必要があるかどうかわからない場合、勧誘が強引だと感じた場合には、その場ですぐ契約せず、契約内容を確認し、十分に検討してください。契約する意思がない場合は、曖昧な返事をせず、はっきりと断ることが大切です。
★建物清掃サービスでは、例えば排水管清掃をきっかけにした点検商法の被害につながっています。
「無料で点検」などと言って訪問し、点検後に「床下が湿気で柱がくさり、家が倒れそう」などと消費者の不安をあおり、リフォーム工事や白アリ駆除などの契約を結ばせる手口です。一度契約すると次々と別の契約を迫られるケースもあります。安易に訪問販売業者を家に入れないようにしましょう。 もしも、「特別に値引きする」などと言われても、その場で契約せず、家族や周囲の人に相談しましょう。必要がない場合は、きっぱり断ることが大切です。 また、契約後や工事完了後でも、クーリング・オフや契約の取り消し等ができる場合があります。
★契約に際してトラブルになった、不安なことがあるなどの際には、広島県生活センターまたはお住まいの市町消費生活相談窓口に相談してください。
広島県HP 「県内消費生活相談急増分野 トップ10」はこちらから
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/41/kyuuzou.html