2022年1月4日 広島県警察本部 生活安全総務課発行 犯罪情報官速報より
広島県内令和3年の特殊詐欺被害の発生状況(暫定値)は、被害総額が約4億7000万円(前年比 約2億3000万円増)となっています。
中でも、昨年末から、役所や金融機関の職員をかたり、キャッシュカードをだまし取られる詐欺被害が多発しています。
被害の概要
1.役所をかたる電話がかかる
「保険料の払い戻しがある」
「キャッシュカードがあればすぐにお金を返せる」
➡キャッシュカードのある金融機関名を言うと・・・
2.その金融機関をかたり電話が・・・
「古いカードなのでつくりかえないといけない」
「新しいカードを渡すので暗証番号を教えて」
「××という職員が行くので古いカードを渡して」
➡電話をつないだまま待っていると・・・
3.自宅にキャッシュカードを取りに来る
・封筒に入れたカードを交付
➡キャッシュカードはだましとられ、お金を引き出される
ひとことアドバイス
1.自宅電話の対策をしましょう。
★非通知番号や海外から発信された電話などを着信拒否
★家にいるときでも留守番電話の設定
★防犯機能付き電話の設置
2.ATMの利用限度額引き下げ
★1日の利用限度額を引き下げることでもしもの被害を最小限度に
(ご利用の金融機関で簡単に手続きできます)