自宅の「リースバック」トラブルにご注意!

2026年8月4日 国民生活センター公表資料

リースバックとは、自宅などの所有不動産を売却した後もそのまま住み続けられるサービスのことです。売買契約成立・売却代金受け取り後に所有権が不動産業者に移転し、以後は賃貸住宅として毎月賃料を支払うことで住み続けられるという仕組みです。

相談事例

★1年前に自宅マンションを200万円で売却し2年間の定期借家契約を結び、家賃2万円を払って住み続けている。賃貸借契約終了後に退去しなければならない可能性があるので、買い戻したいと不動産業者に申し出たところ、購入額として1000万円を提示され困っている。(2025年8月受付 70歳代 男性)

★リースバック契約の6年後、家賃を値上げする、応じないなら退去するようにと言われた。(2025年8月受付 70歳代 女性)

★リフォーム工事の代金が払えないならリースバックを利用すればよいと勧められ契約した。(2026年2月受付 70歳代 女性)

 

消費者へのアドバイス

★住む期間が長くなると、家賃の支払い総額が家の売却金額を上回ってしまう場合があります。家賃を支払い続けられるのか、また、退去を求められた場合に住む場所を確保できるのかなどについて、家族など信頼できる人と相談しながら契約するかどうか慎重に検討しましょう。

★売却価格が相場に比べて安い場合や、家賃が相場に比べて高額に設定される場合、賃貸借契約の再契約や更新を拒絶される場合などがあるため、契約内容をしっかり理解した上で契約するようにしましょう。

★借金返済や生活費などを工面するためにリースバック契約をしてしまうと、その後家賃を支払い続けることが困難になるおそれがあります。お金が必要な状況であっても、リースバック契約が自分にとって本当に適切な手段なのか、契約前に慎重に検討しましょう。

★中には、高額なリフォーム工事を契約させ「支払えないならリースバックで」という業者も!

★リースバック契約をして自宅を不動産業者に売却した場合、クーリング・オフはできません

不安や不明な点があれば、すぐに消費生活センター等に相談しましょう

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です
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