「あなたに逮捕状が出ています」~こんな電話がかかってきたら要注意!
偽の警察手帳や逮捕状を見せて信用させ、トークアプリに誘導して、ネットバンキング等でお金を振り込ませる手口が多く発生しています。
警察は、電話やアプリでお金を要求することはありません!不審な電話があったら、すぐに警察に相談を!
被害の流れ
【接触】電話等により、NTT等をかたり「未払いがある」などの連絡があり、ニセ警察官等に代わる
・固定電話(33.5%)・携帯電話(65.2%)・その他 ( 1.2%) ※8月中の被害状況
【欺罔(不安をあおる言葉)】
➢ 「押収資料の中にあなた名義のキャッシュカードがあった」
➢ 「あなたも犯罪グループの一員と考えている」
➢ 「身の潔白を晴らすために資産調査が必要」
➢ 「捜査に協力してくれたら資産の差押さえはしない」
➢ 「あなたには守秘義務がある」
【欺罔(金銭を要求する言葉)】
①「資産調査は資金を移動させてコンピューターで調査する必要がある」などとウソの説明
②暗号資産取引所のアプリを取得、口座を開設させる
③暗号資産を購入させ、指定した暗号資産アドレスに暗号資産を送信させる
(インターネットバンキングで振り込ませる手口から暗号資産に変化しています)
★警察を名乗る電話が本物か確認するには、相手の所属・氏名を聞いた上でいったん電話を切り、自分で調べた警察署の代表番号にかけ直すことが最も確実です。着信番号の末尾が「0110」や各都道府県の代表番号でも、詐欺師が正規の電話番号を表示させる手口を使っているため、相手の番号にかけ直すのは絶対に避けてください。警察が電話で捜査対象であることや口座情報を聞き出そうとすることは決してありません。
「みんな でとめよう!!国際電話詐欺
★普段、海外との通話が必要ない場合は、固定電話や携帯電話で国際電話の着信をブロック設定に。
★国際電話の着信があっても、出ない、折り返さない、相手に番号を教えないことが大切です。
★「国際電話に出る」ことの危険性は?
・詐欺グループにあなたの電話番号が有効なものであると認識され、迷惑電話や詐欺のターゲットになる可能性がある。
・「未納料金がある」といった自動音声ガイダンスが流れるケースがあり、信じてしまうと高額な料金を請求される。
・不審な国際番号からワン切り着信が残り、折り返し電話をさせることで高額な通話料金を発生させられます。
★国際電話の着信に出ても、日本では通常通話料はかかりませんが、詐欺被害のリスクがあるため折り返しは避けるべきです。詐欺グループは国際電話を悪用し、国際ワン切り詐欺や架空料金請求詐欺などを行っており、折り返しで高額な通話料を発生させたり、個人情報を聞き出したりする手口が多発しています。身に覚えのない国際電話には出ず、もし出てしまっても折り返し電話をしない、相手に番号を教えないことが重要です。