「見守り」と「気づき」で高齢者の被害を防ごう

2025年9月18日独立行政法人国民生活センター公表見守り新鮮情報521号等より

 家族や近隣住民による見守りは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活を送るための基盤となります。見守りを通じて日常生活の安全を確保し、リスクの早期発見ができます。

 また、離れた家族が定期的に高齢者とコミュニケーションを取ることは、異常の早期発見や安心感を与えるために重要です。

地域全体で高齢者を見守りましょう。

見守りと気づきのポイント

居室・居宅の様子
  • 不審な契約書や請求書、宅配業者からの不在通知などはないか
  • 不審な健康食品、魚介類などはないか
  • 新品の布団など、同じような商品が大量にないか
  • 屋根や外壁などに不審な工事の形跡がみられないか
  • 複数社から配達された新聞や景品類はないか
  • 居室が不自然に散らかっていないか
  • 不審な業者が出入りしている形跡はないか
本人の言動や態度など
  • 不審な電話やメールのやり取りなどはないか
  • お金に困っている様子はないか
  • 預金通帳などに不審な出金の記録はないか
  • 何を買ったか覚えていないなど、判断能力に不安はないか
  • 元気がないなど困った様子はないか

ひとこと助言

  • 「知らない電話には出ない」「その場で契約せず家族や周囲に相談する」など対応策も伝えましょう。地域の見守り活動や留守番電話機能なども活用しましょう。
     
  • 困ったとき、心配なときは、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
    家族や地域包括支援センターの職員など周囲の方からでも相談できます。
上部へスクロール