令和7年国勢調査を装った「かたり調査」にご注意ください

2025年8月1日 広島県統計課公表資料、総務省統計局広報資料等より

国勢調査は、日本に住むすべての人と世帯を対象に、5年ごとに実施される国家規模の統計調査です。人口・世帯構成・就業状況などを明らかにし、行政や社会全体の判断材料として活用されます。

「令和7年国勢調査」については、令和7年10月1日現在の調査となり、令和7年9月20日頃から、調査員が全世帯を訪問し、調査書類を配布する予定です。この調査実施前に、調査員や地方公共団体の職員等が世帯にお電話をすることはありません。

「かたり調査」は、統計調査の実施を妨げるだけでなく、詐欺やその他の犯罪にもつながりかねないので、ご注意ください。

「かたり調査」の主な例

★「国勢調査を行っている」との電話が一般の世帯に対してあり、取引先の銀行や1,000万円以上の預金があるかどうかを聞かれた。

★「総務省統計局の○○」と名乗る男性から、「消費統計に関する調査を行っている」と説明した上で、ひとり暮らしかどうか(家族構成)、年齢、介護保険に関する状況などについて聞かれた。家族構成や介護保険について答えたところで、男性から一方的に電話を切られた。

★統計調査員になりすました者が調査対象世帯を訪問し、調査関係書類である家計簿の提出を要求。いつも訪問する調査員と異なる旨を尋ねると、代理で回収していると答えたため、提出してしまった(その後、正規の統計調査員が当該世帯を訪問し、「かたり調査」であることが発覚)。

「かたり調査」の判断ポイント

★国勢調査の調査員は常に顔写真付きの「調査員証」を携帯しています。訪問の際は、「調査員証」を確認してください。
★国勢調査には、預金や収入、負債、銀行口座やクレジットカード等についての調査項目はありません。
★国勢調査で、金銭を要求することはありません。

◆不審に思われた場合には、統計主管課迄お問い合わせください。

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